スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

FC2Ad

小さな恋人達 秋色のラブレター

ブログランキング・にほんブログ村へ人気ブログランキングへ



(シャボン玉の世界のロミオと
ジュリエットシリーズより)


晴れた秋のある日 

木々に囲まれた公園で

男の子と女の子が

ベンチに座っています

ときおり 赤や黄色の葉が 

ひらひらと宙を

舞い降りてきます

ふたりは その光景をながめて

とても楽しそうです

男の子が耳元で 何かささやきました

女の子は くすぐったそうに

首をちょっとすくめ

小さな可愛い声を上げました

木々の向こうで小鳥たちが

お返事して美しい声で

鳴きはじめました

小鳥達の輪唱のようです


しばらく ふたりは

笑い声をあげながら

なかよくお話していました

すると女の子が

すっとベンチを離れ

蝶のように舞っていた

一枚の美しい秋色の葉を

手の平に受け止めて

いたずらっぽい可愛い笑顔で

男の子に何かつぶやいて

手渡しました

男の子はうれしそうに

持っていた本にはさんで 

大切にしまいました

Rope e-closet

しばらくして男の子と女の子は

ベンチを後にして

木々の中を歩いて行きました

ふたりのゆく手を木漏れ日が

きらきらとオパールのように輝いて

照らしています

きっと秋の陽射しも

小さな恋人達の誕生を

祝福しているのでしょう

そして小さな恋人達は 

やがて木々の中に

明るい声を立てながら

消えていきました

秋色のラブレターとともに

ロマンチックな

寄り添った小さな

シルエットを残して


  恋の詩人 ゲーテラスカル

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

小説・詩ランキング

ブログランキング【くつろぐ】

FC2Ad

スポンサーサイト

テーマ : 詩・ポエム
ジャンル : 小説・文学

小さな恋人達 黄色い花の髪飾り

ブログランキング・にほんブログ村へ人気ブログランキングへ



(シャボン玉の世界のロミオとジュリエットシリーズより)


小さな男の子と女の子ふたり

湖のほとり 広い野原で楽しそうに遊んでいます

男の子が 小さな黄色い花を見つけました

男の子は その綺麗な黄色い花をつんで

女の子の髪にさしてあげました


女の子のほほがピンク色にそまりました

男の子は 君も僕が好きなのと聞きました

女の子は 知らないと走って行きました

広い野原の小さな恋人達はずっと

おっかけっこをしたりして遊んでいました


Rope e-closet


二つの小さな影が近づいたり離れたり

湖をオレンジ色に染めた夕焼けに浮かんでいます

やがて 遊びつかれたのでしょう

小さな恋人達の二つの影はすわりこんで

ぴったり寄添いました


そして小さな女の子は男の子のほっぺに

恥かしそうに かわいいキスをしました

そして夕日はやがて二つの小さな影が仲良く

お家に向かって帰るのを

ほほを赤くして あたたかく眺めていました


     
 詩人  ゲーテラスカル

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

小説・詩ランキング

ブログランキング【くつろぐ】



FC2Ad

続きを読む

テーマ : 詩・ポエム
ジャンル : 小説・文学

あれは遠き日々の私達

ブログランキング・にほんブログ村へ人気ブログランキングへ




私は美術館のベンチで

ゲーテの詩集をひらく

ふと観る木漏れ日の林

まぼろしなのか幼き女の子と男の子

2人は黄金色のセーターを着た木の周りをおいかけっこ

明るい笑い声と笑顔

あれは遠き日々の私達

何事もおそれることなく

まして年取ることなど






私は図書館のベンチで

ゲーテの詩集を読む

ふとかえりみる少年のころ

はっきりと今も目に浮かぶ少女の面影

2人は黄金色の絨毯の林を何故かもの言わず歩く

はずかしげに合わせる目と目

あれは遠き日々の私達

何事にも傷つきやすく

まして未知な未来に


詩人 友之宮 ゲーテラスカル



ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ



小説・詩ランキング

ブログランキング【くつろぐ】


FC2Ad

神様の万華鏡(小さな泉の小さな恋人達)

ブログランキング・にほんブログ村へ人気ブログランキングへ



シャボン玉の世界のロミオとジュリエットシリーズ④


美しい森の中の小さな泉のほとりで

女の子と男の子が座ってお話をしています

二人の話声や笑い声が森の奥の方へ

こだまして二重唱のように響きます

やがて泉の鏡のような水面にそよ風がフーと

きれいな赤い葉や黄色い葉を運び浮かべました

そよ風がときおりその葉をスーと水面を滑らせます


ほら見て 素敵 小さな舟みたいね 

と女の子がいいました

よーし小石を投げたらどうなるかな

と男の子が一つ拾って放りました

だめよそんなことしちゃ と笑いながら

女の子も小石を一つ拾って放りました

赤い葉や黄色い葉の舟を小さくゆらします

二つの小石の波紋はぶつかりながら

だんだん大きくなったりまた小さな波紋を

つくりながら複雑な模様をつくって

木漏れ日を反射し瑠璃色にきらめいています


わーまるで万華鏡みたいね と女の子が言いました

本当だね 僕たちがつくったんだ と男の子が言いました

そうじゃないわよ 神様がつくったんだわ と女の子は言い返しました

君は薔薇の花みたいだね と男の子は言いました

ということは綺麗っていうこと と女の子が聞きました

うん それもあるけど 言葉に棘があるからさ と男の子は答えました

そんなことないわよ あなたこそカメレオンみたいじゃないの

だって時々色々変わってどれが本当の色か分からないわ

と女の子は笑い声をたてて森の中へスキップをしながら走って行きました

待ってよ 僕をひとりにしないでよ と男の子も追いかけて行きました


小さな泉の上にはまーるい澄み切った青空が広がっています

よくみるとその真ん中にうっすらと優しい目をして小さな泉を

眺めているひとがみえます

そう その小さな泉は神様の万華鏡だったのです

二人はそんなことは知らずいつまでもいつまでも森の中で

楽しく遊んでいました 


詩人 友之宮 ゲーテラスカル


ネイルサロン eskrim

ブランド買取

にほんブログ村 ポエムブログ 恋愛詩へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ

小説・詩ランキング

ブログランキング【くつろぐ】


FC2Ad

テーマ : 詩・ポエム
ジャンル : 小説・文学

小さな恋人 赤いリボンのバレンタイン

ブログランキング・にほんブログ村へ人気ブログランキングへ


シャボン玉の世界のロミオとジュリエットシリーズ③


恋人達の特別な日 バレンタインデーを明日にひかえた夜

空には まるいお月様とともに 美しい星たちがまたたいています

地上では世界中の恋人達が 胸をときめかせています

ある北の町の 小さな恋人 女の子も男の子のお友達に 

バレンタインのプレゼントをいろいろ考えて

ちいさな胸を ときめかせていました   

お月様には こんな女の子とお母さんのお話が聞こえてきました


女の子はお母さんに言います

お母さん この間 お母さんのお誕生日に家族3人でドライブして

青いきれいな湖の見えるホテルのレストランでお食事をしたでしょ

すごく美味しかったし 楽しかったわ

お父さんは 食後のケーキの時いつもコーヒーなのに

あの時なぜか カプチーノを頼んだでしょ 

そして 照れながらデザインは女性の顔でお願いします 

と言うと お母さんすごく笑ってたわね

係りの女の人は かしこまりました ってニコニコしてたわ

そして ホテルのお店で お母さんは プレゼントに 

イタリア製の素敵な星の形をした銀のネックレスを買ってもらったでしょ

わたしは いたずら好きのアライグマのラスカルのお話大好きだから

宝石みたいに綺麗なアライグマの ストラップ買ってもらったの

わたしの お友達の男の子 ラスカルに似てるの

可愛いのに いたずら好きなの

わたし どうしても それが 欲しくなって 

お父さんに お願いって おねだりしたの


お母さんは 女の子に言います

そう 北ビワコホテルグラツィエのお店ね

お父さんは あなたのお願いには 弱いんだもの

だけど お父さんも ラスカルにどこか似てるわね  

お母さん あのホテルには ずっと前から行きたかったの

わたしの大好きな本 ”神様の万華鏡” のお話にでてくるでしょ

あの本のお話をよむと お母さん いやなことがあっても

子供の頃にもどれて すぐわすれるのよ

だからお父さんにわたしの誕生日に連れて行ってねと お願いしたの

”シャボン玉の世界のロミオとジュリエット”っていうお話があるでしょ

小さな自分達にそっくりな子供達がでてくる 不思議なお話よ

その中にでてくるヴェローナっていうレストランで

どうしても3人で 誕生日にはお食事したかったの

女の子が お母さんに言います

わたしは ”小さな恋人 オーロラの下のクリスマス”が大好き

だって あの男の子 可愛いんだもん

お母さん また おやすみするとき 読んでね


女の子が お母さんに続けて言います

わたし その時 お店で買ったカファレルのチョコレートで

バレンタインケーキつくりたいの 

わたし 大好きなレモンケーキを作って生クリームをぬるの

そしてハートやきのこやいろいろな形のチョコレートを

いっぱい上にのせるの

お母さんは 女の子に言います

素敵じゃない 飾りつけはあなたがしてちょうだいね

お母さんレモンケーキ得意だから 心配しないでね 

だけど この変わった昆虫柄のチョコレートどうするのかしら


小さな恋人 女の子には仲の良い男の子が5人います

だから5つ作ります その中の1つは ちょっと大きく 特別です

女の子のお母さんが聞きます

1つはだれにあげるの その男の子が特別好きなのね

アライグマのラスカルちゃんでしょ

そうなの 可愛いし いつもはわたしに優しいし 親切なの 

だけど その男の子 去年 僕いらないって 受け取らなかったのよ

わたし 何故かしら と考えたわ 

みんなと 同じプレゼントだったからかしら と考えたの

ふだんは仲良く遊んでるのに なぜか時々ちょっと意地悪するの

わたし 虫嫌いなのに バッタやカマキリを頭に乗っけたりするの

わたしが 虫嫌いというと 僕は昆虫大好きだもん と言うの

だから わたし その男の子のレモンケーキには

てんとう虫やハチのデザインのチョコレートものせるの


女の子のお母さんが ニコニコして また聞きます

まー そうなの その男の子 他にどんな ことするの

この前 小さな紙飛行機を わたしの方に投げてきたの

わたし よけたけど なにか書いてあるのかなと思って 開けてみたら

やっぱり 開けたね 何もかいてないよ おバカさん て書いてあったの

また次の日も 小さな紙飛行機を投げてきたの わたし見ないで

その紙飛行機なげかえしたら 何故かすごく悲しそうにしてたわ


お母さんが 女の子に言います

まー あなた 気がつよいわね そんな乱暴なことしちゃだめよ

お母さんは あなたが投げ返した紙飛行機には 

何か書いてあったと思うわ たぶん 好きとか何とかね 

お母さん その男の子の気持ち よく分かるわ

あなたのお父さんも そうだったのよ

お母さんと お父さんは 幼なじみなのよ 

わたしも お父さんには いろいろ 意地悪されたわ


お母さんが 女の子に思い出をお話します

あれは わたし達が あなたくらいの頃だったと思うわ

ある日 遊んでいるとき とても綺麗な赤い紐をもっているの

わたし その赤い紐を何するのかな と思っていると

わたしに その赤い紐の端っこをもたせるのよ

それを わたしにくれるのかなと思ってると ひっぱって外すの

そんなことを 何回もしてから スキップして家に帰って行ったの

お母さん 意地悪されたと思って悲しくて泣いて帰ったわ


女の子がお母さんに 赤い紐のことを聞きます

お父さんは何故そんなことをしたの

それはね お父さんがわたしを 好きだったからよ

あとで お父さんに聞いたら 結婚する人とは 赤い糸で結ばれてる

そんなことを お父さん どこかで聞いたんでしょうね

お父さん お母さんのこと すごく好きっだたんだって

それで 赤い紐を赤い糸のつもりでわたしに持って欲しかったんだって

意地悪じゃなかったのよ 好きな気持ちを表したかったのよ


お母さんは 女の子にお話します

お母さん その男の子ラスカルちゃんの紙飛行機 ラブレターだと思うわ

お父さんの赤い紐が赤い糸だったように

小さい時は 自分の気持ちをどうして 表していいかわからないのよ

人の気持ちを考えて 自分の気持ちを表すことが まだできないのよ

大きくなったら それができるようになるわ

でも お母さんは お父さんの 小さいときの気持ちが好きよ

大人になっても 純粋な気持ちはいつまでも 大切にしなくちゃね


小さな女の子は お母さんに 言います

わたし その男の子の バレンタインケーキの箱に

小さな紙飛行機のお手紙入れるわ

そして わたしも大好きよ って書くの

まー素敵ね 小さな恋人達 誕生ね お母さん 応援するわ

わたしも なんだか 幸せな気持ちになってきたわ


さー バレンタインデーのプレゼントが完成しました

テーブルの上には 5つのチョコレート色の箱が 誇らしげに並んでいます

4つの小さな箱にはレモンケーキに合わせて黄色のリボン

1つのちょっと大きい箱には ひときわ綺麗な赤いリボンがかけてあります


お母さんが女の子に聞きます

あなた なぜ 1つは 赤いリボンにしたの 

小さな恋人 女の子は答えます

だって赤いリボンは わたし達の赤い糸なの

お母さんは やっぱりね と優しく微笑みました


さー 女の子の5つの綺麗なリボンのかかった

バレンタインケーキはどうなったのでしょう

お月様も心配していました

そのバレンタインデーの夜 小さな恋人 女の子は

お母さんにおやすみに大好きなお話を読んでもらいました

そして 可愛らしい花模様のお部屋のお気に入りのベッドで

バレンタインデーのプレゼントが5人の男の子に喜んでもらえて

安心してスヤスヤと 幸せそうに寝ています

特に赤いリボンの箱の男の子は ものすごく照れて

だけど とても嬉しそうに 大事に しっかりと持って

有り難う と言って 走ってお家に帰って行ったそうです


北の町の 小さな恋人 女の子の部屋の窓の外には 

クリスタルのような星達が 小さなカップルの誕生を祝って

いつもより美しくまたたいています

お月様のやさしい灯かりも 女の子の部屋を照らしています

そのまるいお月様のお顔は 女の子の幸せな寝顔をながめて

ニッコリと微笑んでいるようです

もしかして 小さな恋人 女の子は 

赤いリボンの男の子と 虹の橋をわたって

おとぎの国に行って 楽しく過ごしているのかもしれませんね

おわり   

                詩人 友之宮ゲーテラスカル



ネイルサロン eskrim

ブランド買取

にほんブログ村 ポエムブログ 恋愛詩へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ

小説・詩ランキング

ブログランキング【くつろぐ】


FC2Ad

テーマ : 詩・ポエム
ジャンル : 小説・文学

アライグマ時計

by Animal Clock
Anazonアクセサリー人気商品
カテゴリ
最新記事
最新コメント
詩人 ゲーテラスカル プロフィール
私はゲーテラスカルさまの執事で、詩を書いたりする意外何もできない浮世離れしたご主人様に代わりこのサイトをはじめ作品や財産管理も一切まかされておるものです。簡単にゲーテラスカル様のフロフィールを申し上げます。 ドイツとイギリス人日本人、のクウォーターらしい、生まれは九州ですが、育ちは湘南、逗子、葉山、本人曰くイギリス某オックスブリッジ大学留学中に英語をマスター、大英博物館、図書館で立ち読みにて雑学習得、博識、好きな詩人ゲーテ、シェークスピア、金子みすず、堀口大学、竹久夢二、など好きな作家はバルザック、コンラッド、アガサクリスティ、スティーブンキングなどなど幅広い。ファッションはイギリストラッドを好み女性のファッションにも詳しい。かなりのグルメでスイーツにもうるさい。作品はかなり書き溜めているようですが、気まぐれでいつ創作されるのか良くわからないので、不定期に更新していきたいとぞんじます。

ゲーテラスカル

Author:ゲーテラスカル
FC2ブログへようこそ!

最新トラックバック
フリーエリア
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
人気ホームページランキング 人気ブログランキングへ にほんブログ村 ポエムブログ 恋愛詩へ
にほんブログ村 小説・詩ランキング ブログランキング【くつろぐ】
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。